FAQ

分析・グラフ

注文完了データの定義

MakeRepeaterでは注文完了データを取り込んで各種データを表示していますが、下記の条件が満たされている状態を注文完了とします。
・配送ステータス – 完了、または支払方法と入金日により判断
※配送ステータスを含まない運用では、下記の条件が満たされている状態を注文完了とします。
・入金ステータス – 完了、報告済

分析に利用されるデータについて

MakeRepeaterの分析機能を利用する際に最低限必要なデータは、連携元カートの注文データ(注文情報)です。注文データ(注文情報)にはメールアドレスが含まれるため、メール配信を行うことも可能です。さらに、顧客データ(顧客情報)、商品データ(商品情報)も連携すると、利用できる機能が広がります。
どの項目をどのような形で連携しているのかにつきましては、連携元カートや連携方法(自動連携またはCSV連携)に依存いたしますので、詳細はお問い合わせください。
※makeshopをご利用の場合には、こちらをご参照ください。

ランク分析グラフについて

指定した時点におけるショップのお客様層を、2つの軸、そしてそれらを各5つのセグメントに分けて、一括で把握できるよう視認しやすくまとめたグラフです。最終目標はショップの最重要顧客である優良客を増やすことです。

  • 使用語句の解説
  • 基準値 – 顧客セグメントのための注文単価は過去の全期間から自動計算された注文平均単価で、優良顧客しきい値はそこから算出されます。
    顧客セグメント定義 – 2つの軸: 現役 / 離脱、5つのセグメント: 優良客、流行客、安定客、入門客、新規客

    ポイント1:グラフの理想形は、時間経過とともに右上部に向かって徐々に円が大きくなっていくこと=新規顧客が優良顧客となっていくことです。目標としては、1年後に新規顧客の100人中20人(20%)が優良客となることです。
    ポイント2:安定客は、売り上げを支えてくれるもっとも大事にすべきお客様です。この層向けにはセールやキャンペーンなどのお得情報ではなく、企業概念や取り組みなどを定期的に伝えて自社への信頼を得ることで、長期的にファンでいてもらえるようにします。
    ポイント3:新規離脱が多い場合には、お試し購入してみたが商品に不満がある、また期待との相違があったことが考えられます。フォローメールによって、またショップを訪れてもらえるように促しましょう。

    顧客数履歴グラフについて

    各顧客セグメントごとの総数の推移を時系列で表示しています。順調に現役客が増加し、かつ離脱客が増加せず、現役客の増加と比例して安定・優良客も増加しているかを確認します。

  • 使用語句の解説
  • 基準値 – 顧客セグメントのための注文単価は過去の全期間から自動計算された注文平均単価で、優良顧客しきい値はそこから算出されます。
    顧客セグメント定義 – 2つの軸: 現役 / 離脱、5つのセグメント: 優良客、流行客、安定客、入門客、新規客

    推移率グラフについて

    安定 >> 優良、入門 >> 安定、新規 >> 入門への推移率を表示するグラフです。

  • 使用語句の解説
  • 基準値 – 顧客セグメントのための注文単価は過去の全期間から自動計算された注文平均単価で、優良顧客しきい値はそこから算出されます。
    目標値 – 安定 >> 優良、入門 >> 安定、新規 >> 入門への目標推移率
    顧客セグメント定義 – 2つの軸: 現役 / 離脱 5つのセグメント: 優良客、流行客、安定客、入門客、新規客

  • 顧客数推移率表の解説
  • 新規 >> 入門 – 新規客から入門客に順調に推移しているかを示します
    入門 >> 安定 – 入門客から安定客に順調に推移しているかを示します
    安定 >> 優良 – 安定客が優良客へと順調に推移しているかを示します

    売上推移グラフについて

    新規客とリピーターの2軸に分けて表示しています。

  • 使用語句の解説
  • 基準値 – 顧客セグメントのための注文単価は過去の全期間から自動計算された注文平均単価で、優良顧客しきい値はそこから算出されます。
    顧客セグメント定義 – 初回購入客のみを新規客とし、その他はすべてリピーターとしています。

    ランク別売上推移グラフについて

    順調に現役客が増加するのに比例して、次のフェーズ(入門・安定・流行・優良)へと顧客が推移しているかを確認します。

  • 使用語句の解説
  • 基準値 – 顧客セグメントのための注文単価は過去の全期間から自動計算された注文平均単価で、優良顧客しきい値はそこから算出されます。
    顧客セグメント定義 – 2つの軸: 現役 / 離脱 5つのセグメント: 優良客、流行客、安定客、入門客、新規客

    初心者におすすめのグラフ

    MakeRepeaterには6つの分析グラフをご用意しておりますが、最も施策に活かしやすいグラフはRFM分析グラフです。今すぐ売上をあげたい、施策の効果をすぐに実感したい、といった場合には、RFM分析で「最近頻繁にたくさん購入している顧客=ランクAの顧客」をターゲティングすることで、高い効果が見込めます。

    ただし、RFM分析で抽出されるのは、CPM分析でいういわゆる「流行客」であるケースも多いです。よって、それだけに依存せず、ショップの状況を俯瞰して、トータルに底上げできるように推移率グラフもぜひご活用ください。
    推移率グラフとは、顧客セグメントの動きを新規>入門、入門>安定、安定>有料の3つのフェーズに分け、それらの推移率が理想的な数値に達しているかを確認できるグラフです。
    新規>入門と、安定>優良は50%の推移率を目標に、入門>安定は80%の推移率を目標にしていただくことで、新規顧客が順調に優良客へと推移していく良好な状態をキープしましょう。

    分析メニューのグラフの見方や使われている語句について

    分析メニュー各ページの右上に、「ガイドモードをON/OFF」するボタンがあります。ONにすることで、ガイドモードという、グラフの見方や用語を解説したガイドが表示されます。
    また、各グラフの見方は分析マニュアルにも記載してありますのでご確認ください。

    分析メニューの各グラフ右下部、「平均累計購入金額」「優良顧客しきい値」について

    グラフを表示する際に顧客データの切り分けとして、「平均累計購入金額」を使用します。その数値はショップデータに依存します。その数値を約7倍にしたものが、分析しきい値設定での「優良顧客しきい値」推奨値となります。
    参考:分析しきい値設定について

    属性分析や顧客データサマリーの「C〜F3」について

    属性分析画面に利用されている「C〜F3」という表記は、おもに広告やマーケティングの業界で用いられる、性別と年齢による区分です。

    以下の8パターンに分けられます。

    ・C層 (Child、Kids) 男女4歳~12歳
    ・T層 (Teen-age) 男女13歳~19歳
    ・M1層 (Male-1) 20歳~34歳の男性
    ・M2層 (Male-2) 35歳~49歳の男性
    ・M3層 (Male-3) 50歳以上の男性
    ・F1層 (Female-1) 20歳~34歳の女性
    ・F2層 (Female-2) 35歳~49歳の女性
    ・F3層 (Female-3) 50歳以上の女性