“かご落ち”とは、カート(買い物かご)に商品が入った後、購入に至らずに離脱されたことを示します。
かご落ちメール設定機能では、かご落ち商品画像・商品情報が挿入されたメールを自動生成し、かご落ちから一定時間後に自動送信します。
makeshopをご利用いただいているショップ様は、無料でご利用いただける機能です。
かご落ち商品再訴求して離脱客を呼び戻し、購入を促せるので、効果的に売上アップが目指せます。
- 【1】かご落ちメール設定・独自仕様
- 【2】STEP 1) makeshop管理画面でのタグ設定
- 【3】STEP 2) MakeRepeater管理画面でのメール設定
- 【4】配信スケジュールの表示について
- 【5】効果測定について
- 【6】かご落ちメールが配信されない時
【1】かご落ちメール設定・独自仕様
基準日設定 | なし(かご落ち発生タイミングにより決定) |
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配信対象 | ショップ会員で、会員ログインした状態で商品をカートに入れたまま、離脱したユーザー ターゲティング設定で選択できるのは受信可否属性のみ |
配信時間設定 | 固定となり変更不可。下記の通り最大2回自動配信される。 かご落ち発生後、 ①約30〜60分後に配信 ②約24時間後に配信 ※1回目と2回目の間に購入された場合には、2回目配信は行われない |
配信内容 | メールデザイン編集画面で設定した件名と内容で、上記の通り最大2回配信(同一内容のみ) かご落ち情報挿入スロットに挿入される情報は下記の通り。商品数は最大3件表示される(4件以上かご落ちした場合にはランダムで最大3件表示) ・商品画像(makeshopで構築のショップ商品詳細ページ掲載画像を使用) ・商品名 ・商品URL(商品を見るボタンに適用) ※在庫状況はリアルタイムで取得していないため、ユーザーに表示の際すでに在庫切れの可能性がある旨、メールへの記載を推奨(テンプレートには注記例を記載済) ※かご落ち発生後ショップ側で該当商品を削除した場合、該当商品は非表示 |
配信制御 |
・makeshopのかごデータを30日保持する仕様上、一度配信対象になったユーザーは30日間配信対象外。 ・セッションクッキーによる配信制御を実施しているため、同一ブラウザでのセッションとみなされる場合は配信対象外 ・深夜時間帯:23:00〜7:00の間に配信時間がかかる場合は保留となり、7:00以降に順次配信 |
メールデザイン/ テンプレート設定 |
1つのみ(テンプレート追加不可) デザインはスロットを用いた「かんたん編集モード」のみ適用(ソースコードでのHTML編集モード利用不可) |
連携仕様 | makeshop側でのタグ設置完了後にかご落ちデータ取得開始。 1)登録済会員の場合には、その後かご落ち発生した際に即時配信対象に。 2)新規登録会員の場合には即時配信対象とはならず、24時間後に購入がない場合に配信対象に。 |
その他 | 効果測定には「タイプ:かご落ち」として表示 |
【2】STEP 1) makeshop管理画面でのタグ設定
makeshopから買い物かごページの情報を連携するため、まずはmakeshop管理画面のショップデザインページにタグを設置します。
設置タグは、『 MakeRepeater管理画面>メール設定>かご落ちメール設定 』の画面上部に記載されてます。
ご利用のショップデザインごと対象タグが異なるため、設定いただいているショップデザインのタグをご確認ください。
タグはクリックするとコピーできるので、該当ショップデザインのタグをコピーし、makeshop管理画面の設定に進みます。
・クリエイターモードご利用の場合
ショップデザイン / テンプレート選択・編集 / クリエイターモード / 編集するテンプレート「編集」「買い物カゴ」を開き、【HTML】テキストエディタエリア内にタグを入力し「保存」ボタンをクリックしてください。
※レスポンシブ適用している場合は、PC・スマホ共通となります。適用していない場合は、PC・スマホ両方設定してください。
・ベーシックモードご利用の場合
1.PC画面へのタグ設定
ショップデザイン / テンプレート選択・編集 / 内部ページ編集Ⅰ / 買い物かごページ管理 を開きます。
テキストエディタエリア内(最下位置)にタグを入力し「保存」ボタンをクリックしてください。
2.スマホ画面へのタグ設定
ショップデザイン / テンプレート選択・編集 / スマホデザインの設定 / 編集するテンプレート名「編集」 / 【買い物カゴ画面】「買い物カゴページ編集」を開き、【HTML編集】テキストエディタエリア内にタグを入力し「適用」ボタンをクリックしてください。
【3】STEP 2) MakeRepeater管理画面でのメール設定
かご落ちメール設定画面
『 MakeRepeater管理画面>メール設定>かご落ちメール設定 』から、かご落ちメール設定画面を開きます。
設定名称とメモ(任意項目)、ターゲティング設定(受信可否属性)、スケジュール名をセット完了後、画面下部の「保存ボタン」をクリックすると、通常のメール設定画面と同様に「デザイン編集ボタン」から、メールのデザイン編集画面に進めます。
<重複防止対策>
「する」に設定すると、下記の場合にかご落ちメール配信がされることを防ぎます。
【1】 配信対象顧客となるカゴ情報よりも、さらに新しいカゴ情報がMakeRepeater側に連携されていた場合
【2】 配信対象顧客となるカゴ情報を取得した時点よりも、さらに新しい日時の受注情報がある場合
かご落ちメールデザイン編集画面
かご落ちメール専用のデザイン編集画面は、スロットを用いた「かんたん編集モード」のみ適用となっています。※ソースコードでのHTML編集モードは利用できません。
各エリアについて、デザイン編集画面の詳細は、こちらをご参照ください。
かご落ちメールは通常のシナリオ・スポットメールとは異なり、「編集不可エリア」があります。
その他エリアは編集可能エリアとなっており、テキストサンプルがセットされていますが、スロットを使って自由に編集が可能です。
※編集不可エリア
編集不可エリアのスロットは、かご落ちした商品情報がユーザーごとに自動挿入されるエリアのため、移動以外の操作(コピー・削除など)の編集は行えません。
編集不可エリアへのかご落ち情報反映は、本番配信にて対象顧客がメール受信した際に行われます。
そのため、デザイン編集画面 / プレビュー時 / テスト送信時、いずれもサンプル画像表示となります。
テキストメールには、かご落ちの商品情報が挿入できないので表示されません。
テキストサンプルがセットされておりますが、配信前にはテキストメールの内容も必ず編集・確認をしてください。
デザイン編集完了後は、通常のシナリオ・スポットメールと同様、プレビューとテスト送信内容を確認後、設定画面に戻って以下の「無効有効スイッチ」を有効にしてから、画面下部の「保存ボタン」をクリックします。
【4】配信スケジュールの表示について
かご落ちメールのステータスを有効に切り替えた配信設定後、下記2カ所で当日配信分が表示されます。
・ダッシュボード(トップ画面)下部:シナリオメール配信スケジュール
・左メニュー:メール設定 > 配信スケジュール
かご落ちメールは1時間に1回配信タスクがかかります。例えば、12:30の配信が完了後は次回13:30配信予定のスケジュールが表示されます。
【5】効果測定について
左メニュー:メール効果測定をクリックで、メール設定単位での結果一覧が表示されます。
かご落ちメールは効果測定で「タイプ:かご落ちメール」と表示されます。
効果測定についての詳細は、こちらをご参照ください。
効果測定画面での表示
メール設定名称をクリックで、スケジュール単位での結果が表示されます。
配信スケジュール名をクリックで、配信メール詳細画面が表示されます。
配信メール詳細では、対象客に配信がかかるごとに配信メール履歴エリアでレコードが生成されます。
日単位で結果表示されるシナリオ・スポットメールと異なり、かご落ちメールは配信タイミングが発生した度に結果として配信メール履歴にレコード生成されます。
【6】かご落ちメールが配信されない時は
かご落ちメールが配信されない時は、以下の項目を確認してください。
タグは入ってますか? | makeshop管理画面>ショップデザインにタグは設置されいるかご確認ください。 ショップデザイン変更時などに、タグが入っていないデザインを適用されるケースもあります。 こちらをご参照の上、タグを挿入してください。 |
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タグの挿入場所は合っていますか? | 連携用タグは、テキストエディタ内の指定箇所に設置が必要です。 こちらをご参照の上、タグ設置箇所を確認してください。 |
各ショップデザインに適用のタグが設置されてますか? | 適用されているショップデザイン「クリエイター/ベーシック」により、対応タグは異なります。 こちらをご参照の上、該当ショップデザインのタグが挿入されているか確認してください。 |
不要なスペースが入ってないですか? | 挿入されているタグの途中にスペースが入っている場合、正常に作動しません。 管理画面から対象タグをコピーして、タグを入れ直してください。 |
かご落ちメールのステータスは有効になってますか? | メールを作成しても、ステータスが無効の場合はメール配信がされません。 かご落ちメールを作成後、ステータスを有効に切り替えて保存してください。 |
ショップURLはあってますか? | makeshopとMakeRepeaterに登録されているショップURLが相違する場合、データが取得できずかご落ちメールが正常に作動しません。 ショップ情報管理に登録されているショップURLを、makeshop登録情報と同じURLに変更してください。 |
※参考ページ
makeshopマニュアル:MakeRepeaterかご落ち情報連携用