“かご落ち”とは、カート(買い物かご)に商品が入った後、購入に至らずに離脱されたことを示します。かご落ちメール設定機能では、かご落ち商品再訴求による購入率アップを目的として、かご落ちから一定時間後に、かご落ち商品画像・商品情報が挿入されたメールを自動生成して送信します。
【参考】
-> 用語集:かご落ちメール
-> FAQ:かご落ちメール設定機能を利用したい
対象ユーザー発生をキャッチした一定時間後に自動配信(※)されるタイプのメールで、顧客の行動をトリガーにしているという意味では、シナリオメールと類似のメールです。以下がかご落ちメール設定における独自仕様です。
<かご落ちメール設定・独自仕様>
基準日設定 | なし(かご落ち発生タイミングにより決定) |
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配信対象 | 会員ログインして買い物かごページにアクセスした後、かご落ちしたユーザー ターゲティング設定で選択できるのは受信可否属性のみ |
配信時間設定 | なし(かご落ち発生後約30〜60分後と約24時間後の最大2回※1回目と2回目の間に購入された場合には、2回め配信は行われない) |
配信内容 | メールデザイン編集画面で設定した件名と内容で、上記の通り最大2回配信(同一内容) かご落ち情報挿入エリアに挿入される情報は以下。この組み合わせが最大3件表示される(4件以上かご落ちした場合にはランダムで最大3件表示) ・商品画像(makeshopで構築のショップ商品詳細ページ掲載画像を使用) ・商品名 ・商品URL(商品を見るボタンに適用) ※在庫状況はリアルタイムで取得していないため、ユーザーに表示の際すでに在庫切れの可能性がある旨、メールへの記載を推奨(テンプレートには注記例を記載済) ※かご落ち発生後ショップ側で該当商品を削除した場合、該当商品は非表示 |
配信制御 | 同じユーザーに頻繁に配信されることを防ぐため、セッションクッキーによる配信制御を実施。よって、以前メール配信した会員情報でログインされ、かつ同一ブラウザでのセッションとみなされる場合には、配信対象外 さらに、深夜時間帯:23:00〜7:00の間に配信時間がかかる場合は保留となり、7:00以降に順次配信 |
スケジュール設定 | 1つのみ(追加不可) |
メールデザイン/テンプレート設定 | 1つのみ(テンプレート追加不可、HTML編集モード利用不可) |
連携仕様 | makeshop側でのタグ設置完了後にかご落ちデータ取得開始。 1)登録済会員の場合には、その後かご落ち発生した際に即時配信対象に。 2)新規登録会員の場合には即時配信対象とはならず、24時間後に購入がない場合に配信対象に。 |
その他 | メール設定画面には非表示、効果測定には「タイプ:かご落ち」として表示 |
ご契約について
かご落ちメール設定機能は、makeshopユーザー限定でご提供するMakeRepeaterのオプション機能です。
-> FAQ:かご落ちメール設定機能を利用したい
ご契約をご希望の場合には、お手数ですが下記までご連絡ください。
Mail : crm-sales@ml.makeshop.jp Tel : 03-5728-6248
設定方法 1) makeshop管理画面でのタグ設定
かご落ちメールのご契約(決済)が完了すると、契約担当者メールアドレスあてに、各ショップ固有のAPIKeyが含まれたタグと設定方法が記載されたメールが自動送信されます。
買い物かごページの情報を連携するため、まずはmakeshop管理画面の該当ページにそのタグを設置します。
▼以下のページを参考に、タグ設定を行ってください。
makeshopマニュアル MakeRepeaterかご落ち情報連携用
なお、APIKeyはMakeRepeater管理画面の左メニュー:契約・ショップ情報 > ショップ情報管理画面で確認できます。ご契約ごとに変化するため、もし解約後再契約された場合にはAPIKeyが変更になり、再度設定が必要となる旨ご注意ください。
また、解約後は、上記で設置のタグをmakeshop側で削除してください。
つぎに、MakeRepeater管理画面でのかご落ちメール設定に進みます。
設定方法 2) MakeRepeater管理画面での配信設定
かご落ちメール設定画面
左メニュー: かご落ちメール設定をクリックで、かご落ちメール設定画面が表示されます。
設定名称とメモ(オプション)、ターゲティング設定(受信可否属性)、スケジュール名をセット完了後、画面下部の「保存ボタン」をクリックすると、通常のメール設定画面と同様に「デザイン編集ボタン」から、メールのデザイン編集画面に遷移します。
<重複防止対策(オプション)>
「する」に設定すると、下記の場合にかご落ちメール配信がされることを防ぎます。初期設定は「しない」になっています。
【1】 配信対象顧客が選定されたきっかけとなるかご情報よりも、さらに新しいかご情報がMakeRepeater側に連携されていた場合
【2】 配信対象顧客が選定されたきっかけとなるかご情報を取得した時点よりも、さらに新しい受注情報がある場合
かご落ちメールデザイン編集画面
各エリアについての詳細は、こちらをご参照ください。
かご落ちメール専用のデザイン編集画面は、通常のシナリオ・スポットメールのものとは異なり、「編集可能エリア(かご落ち情報挿入エリア以外)」と「編集不可エリア(かご落ち情報挿入エリア)※上部の画面赤枠内」に分かれています。編集不可エリアとはかご落ち情報が自動挿入されるエリアのため、編集ができません。
編集不可エリアへのかご落ち情報反映は、対象顧客が受信した際に行われるため、デザイン編集画面同様、プレビュー時、テスト送信時いずれもサンプル画像表示となります。
なお、編集可能エリアには、あらかじめサンプルテキストがセットされています。適宜編集してご利用ください。
デザイン編集完了後は、通常のシナリオ・スポットメールと同様、プレビューとテスト送信(※)で内容を確認後、設定画面に戻って以下の「無効有効スイッチ」を有効にしてから、画面下部の「保存ボタン」をクリックします。
【設定時の注意】
・かご落ちメールのデザイン編集画面では、HTMLのかんたん編集モードとテキストメールのみご利用可能です。HTML編集モードはご利用できません。
・テキストメールには、かご落ち情報の自動挿入はされません。HTMLと同様にサンプルテキストをセットしておりますが、編集内容の自動反映はされませんので、配信前にはテキストメールのセット内容も必ずご確認ください。
・編集可能エリア(かご落ち情報挿入エリア以外)については、編集・スロットコピー・削除・移動の各操作が可能ですが、編集不可エリア(かご落ち情報挿入エリア)においては、移動以外の操作は行なえません。
配信設定後の表示について
かご落ちメールは配信設定後、ダッシュボード(トップ画面)のシナリオメール配信スケジュールと、左メニュー:メール設定 > 配信スケジュールの一覧画面に当日配信分が表示されます。※1時間に1回配信タスクがかかるため、例えば12:00の配信が完了後は次回13:00配信分が表示されます。
いずれも「かご落ちメール」として一意の表示ではなく、スケジュール設定名称で表示されます。
効果測定について
かご落ちメールは効果測定で「タイプ:かご落ちメール(またはかご落ち)」と表示されます。
効果測定画面での表示
左メニュー:メール効果測定をクリックで、まずはメール設定単位での結果が表示されます。
(以下のショップではかご落ちメール設定しか配信履歴がないため、かご落ちメールのみの表示となりますが、通常は他のメール設定(シナリオメール・スポットメール)と混じって表示されています)
メール設定名称をクリックで、スケジュール単位の表示に遷移します。
かご落ちメールの場合にはスケジュールが1つのみのため、表示は常に1つとなります。
配信メール詳細では、シナリオ・スポットメールと異なり、対象客に配信がかかるごとに配信メール履歴エリアでレコードが生成されます。(以下のショップでは1人に対して1回しか配信履歴がないため、1行(レコード)のみ表示されています)
なお、かご落ちメールは1回のかご落ちに対し最大2回配信されますが、本画面での結果表示の際にはまとめて表示されます。
ご解約について
かご落ちメール(※2020年4月からは「かご落ち + レコメンドメール」)をご解約の際には、左メニュー:契約・ショップ情報 > 契約・お支払い情報画面の「お支払い内容の変更」ボタンから、お支払い内容変更画面に遷移し、オプションの選択エリアでかご落ちメール(※2020年4月からは「かご落ち + レコメンドメール」)のチェックを外してください。
すると、いつの時点からご利用できなくなるかが表示されます。
「解約」をクリックで、解約された旨とご利用期限が表示されます。
解約後、提示されたご利用期間内においては、引き続きご利用が可能です。
ご利用可能期間はお支払い内容変更画面に表示されます。
※ご利用期間内は、オプションの選択エリア:かご落ちメール(※2020年4月からは「かご落ち + レコメンドメール」)に✓を入れて再契約を行うことができません。
【参考】
-> FAQ:かご落ちメールの解約について
【銀行振込でのご解約をご希望の場合】
銀行振込をご利用の場合には、ご契約時同様、管理画面からの申請ができません。(「お支払い情報変更画面」は表示されません。)
ご解約をご希望の場合には、お手数ですが下記までご連絡ください。
mail : help@makerepeater.jp tel : 03-5728-6248